2010年04月05日

薬王院さんで精進料理

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3月の末。
両親が上京してきたので
高尾山にある薬王院さんで精進料理を。

「この山を維持する事を決意する」とか筆文字で彫ってある巨大な石碑に
カラフルなミシュランマークはなんだかネオランドマーク

いたるところに存在する「日本一」ですが
こちらはなんと日本一の傾斜を誇るケーブルカー
久しぶりにこんなうきうき乗り物に乗ると
それだけでプラス30度の傾斜気分

ケーブルカーから薬王院さんまでは徒歩数分の道のりですが
そのちょっとの間にも見た目も伝説もインパクト大な「たこ杉」の存在。
それはもうりっぱなにょろり加減でした。

ほどなく薬王院さんにつくと、
こちらはとてもカラフルな中国系の彫り物がされた建築と、
いたるところに高尾山とゆかりの深い天狗様のお姿が。

ご本堂からちょっとわきにいくと
ほどなく精進料理がいただける建物へ。
おおきく「○○御一行様」と書いて頂き恐縮の約4名の私たち。
入り口には大きな大きな天狗様のお面。
想像よりはるかに奥行きがあり
掃除が行き届いたその建物を案内される通り奥へすすむと、
窓の外にはオレンジの衣装に身を包みホラ貝の練習をするお坊さん(!)

そして待合室は何十畳あろうかという大広間に
やはりこちらにも天狗様のお面。
ここで奇跡が。部屋の真ん中にあるストーブが、
勝手に火がつくというノンフィクション。

かなり高尾山&薬王院さんのパワーを感じつつ
お食事の為にさらに個室へ。
こちらの精進料理は、一品一品とても丁寧に作ってあるのがわかります。
レモンをかけるとピンク色に変わる、紫の色の大根おろし。
湯葉を何層にもミルフィーユにしてカツに仕立てた「湯葉のカツもどき」は
まるで上品な鶏のささみ。
人気のパワスポ高尾山の薬王院さんで心のこもったおもてなしと
まさに非現実な体験は貴重で魅力的なものでした。
(予約制。季節ごとに内容はかわるそうです)

心嬉しいのはそれぞれにおまけでいただいた一筆ハガキ。
私は「気配りを」と書いてありました。

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2010年02月07日

フランス大使館旧庁舎とル.スフレ

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取り壊される事が決定したフランス大使館旧庁舎
最期をアートで飾り立て看取る祭典No Man's Landへ
1月末にしてはあたたかな日

歳月を過ごした建物は
若者や異邦人の手により好き勝手にされて
楽しそう

その中でも印象に残ったのは
ある地点から建物を見ると赤い四角の枠の図形が浮かび上がるアート
この人(多分)のアートの作り方をテレビでやってたけど
ものすごい緻密な計算の上で作られてた
3D EYE(裸眼)で見てもよくわからず
写メをとって図形を確認
目の前でおこってる事なのにレンズを通さないとわかんないなんて
ムービースターとの恋愛みたい

すぐそばにはフランス大使館のビザ申請書の現代建築が
きらきらと反射して来るものを拒む

昼食はずっといきたかった広尾のル.スフレ
名前の通りスフレの専門店で
各座席にはスフレの食べ方メモまで
スフレは焼き上がるとすぐしぼみはじめるから
最高の状態でたべるにはお席をたたないこと(!)

メインを食べトイレもすませ席をたたず最高の状態でまってたら
見事なふくらみのスフレがこちらに!
思わず座席ごと光り輝いて待ってたら
ウエイトレスさんが「あ!」といい残しスフレごと引き返し
どうもソースを先に持ってこなければいけない掟らしい
少し待ったけど熱々のスフレに穴をあけ
カルヴァドスのソースを流し込めば
ディズニーもびっくりのファストヘブン

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2009年08月27日

マークロスコ展

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すこし前にね
マークロスコ展見に行ったの @川村記念美術館

ここってちょっと都心からはなれてるのね
だから上野とかなら人でいっぱいになりそな企画展でも
そんなにこみこみにならずに見れるのね
あとここってDICがやってるのね
そうそ色見本のDICカラー お世話になってます

広めのお庭にはシナガチョウが...ええ池じゃなくお庭に。
どしん!と座ってて、「さあ、写メとりなさいよ!」
なんていうから撮らせて頂きました
そのあとこのヒト眠くなったみたいで うつらうつらしだしたのですが
人間みたく「がくん!」ってなって自分でびっくりしてました

さてはてマークロスコ。
赤の上に赤!とか赤の上に赤と朱色!
カレーの次の日ドライカレー!
ジーパンの上にデニムジャケット!とかの色彩構成を
印刷物でしか見た事ない私でしたが.....

本物は すごかった ですわ...

一面真っ黒のおおきなキャンバス
よおくみるとちょとちがう黒の四角がさらに描いてある
黒と漆黒、黒と真黒、黒と軽黒

たとえそこに意味を見いださなくとも
色に深みがある、とか
手描きだから見る角度によってちらちら筆のあとが光る、とか
ただ見ただけでも その見た目の色の面白さにひかれる

すごいのは その黒のシリーズだけにつくった美術館の部屋が存在する事
今回の川村記念美術館ではその部屋を再現

ほど広い部屋のまんなかにイスがあって
そこからぐるりと壁にめぐらす絵をぼーっとながめたり
そいえば海外の美術館てこういうのよくあるなあ
これが絵を見るって行為なんだなあと

ほんとはこの黒のシリーズの絵を
超有名なオサレレストランに依頼受けて描いたんだって
でもロスコってば いざそのレストランの完成見て
こんなん絵ぇゆっくりみるトコちゃうやろ、ゆうて
すごいギャラぶっちしてレストランに渡すのやめちゃったんだって

そして美術館の順路をすすむ
無機質な白い階段をのぼると
次の部屋がみえてくる
最初は赤色だけがみえた
もう一段のぼるとさらに赤色がおおきくなった
さらにのぼるともっと赤色がおおきくなって
視界いっぱいが赤色になった

赤だ!
赤の部屋だった

つくりからしておそらくその部屋は常設で
バーネット・ニューマンって人の一面真っ赤にぬったキャンバスを
展示してる部屋だった

赤の感覚 赤だけが見える
まさにこれが赤を体験してるのね

ロスコといいこの部屋といい
なんだかとてもひさしぶりに「絵をみた」と思った
絵をみたっていうか
なんかとても新鮮な体験をしたといった感じ
絵は絵そのものはもちろんその絵をこう見せたい、という
ところまで全部大事ね 当然だけどそれをひしと感じたのでした



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2009年08月23日

そらとすっぽん

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映画「宇宙へ」@六本木ヒルズ

タイトルからしてきれいな青い地球の映像とかがたっぷり見れる
アースみたいなヒーリングものを想像してたら
ドキュメントで、結構大爆発シーン満載でした
それにしても、スペースシャトルを巨大なキャタピラの装置の台にのせて
運んでたんだけど...
あのキャタピラ、どんだけ大きいの
町内一個くらいならまるまる運べそうだったわ
大友克洋の世界を実写にしたような一コマ
あと、有名な初期のスペースシャトルの打ち上げ方法で
ジャンボジェット機の上にスペースシャトルがおんぶされて加速してるのも
改めて見るとすごい絵だ...と
だってほんとにおんぶしてるんだもの 
ジャンボママ スペースキッズの旅立ちをお手伝い

その後経堂の「の水。」さんへ。
義妹ちゃん誕生日お祝いで。
割烹料亭15年努めた板長さんのお店で
すっぽん会席というのを頼んでみた。
先付けに長芋とんぶり豆腐 お造りに鱧の湯びき梅肉添えなど
美しい小さきものを楽しんだ後初すっぽん!
すっぽんの酒蒸しは
とおってもどこの部位かはっきりわかるカケラ
皮膚はなんだかミニサイズの象さんのよう
爪もいえ関節も甲羅も
すっぽんというよりは
改めていきものをたべているんだという体験をさせてもらったような感覚でした
ごちそう様でした



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庭園美術館Stitch by Stitch

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目黒の庭園美術館でやってる
Stitch by Stitchという刺繍を扱った現代美術作家を
あつめた展示を見に行った

刺繍した服を着ていくと割引になるというので
眠っていたビーズ刺繍のワンピを着ていったら
受付の人に「あらきれいねえ〜」って

刺繍のはしっこの糸をまとめて立体に展示したものとか
自分のあるいた軌跡を刺繍にしたものとか

美術館の人が展示に興味無さげな子供に
「ほらここにくまちゃんがいるのよ〜」なんて言ったら
まんまとkidsいろんな動物やお菓子を作品の中にみつけておおよろこび!

その中でとくに気になったものがふたつありました

ひとつは大島智美さんという人のビーズ刺繍。
鏡のふちや、棺桶にかける布(?)を、まるで中世のヨーロッパの職人さんが塗ったような
緻密で丁寧に仕上げた刺繍。
モチーフもおもしろくて、目だけをデザイン刺繍したものとかあるんだけど、
なぜか白目部分はうろこ模様。
他にも十両とかかいた小判と思われるものが何点か少しずつ形をかえて
刺繍したものがあるとおもったら、
そのしたにはぽにょぽにょした北欧のテキスタイルみたいな模様が何点もあって、
かわいいデザインときれいな手作業が見ててあきない。
なんと、ヌイ・プロジェクトというプロジェクトのもと、知的障害の方の作品らしい。
きらきらしたビーズ。色の組み合わせ。ただきれいだと思って制作した作品。
すべて合わさると....すっ...ご〜くかわいい。

もうひとつは雑誌等でご活躍の清川あさみさん作の写真に調節スパンコール等を刺繍したもの。
フライヤー等で目にはしてたものの、原画は思ってたより凝ってて
なにより煌めきが美しい。
立体の造化に刺繍したものもあって、こちらは葉の穴のふちにまでビーズ。
暗い展示室のなか、きらきらと、草花に雨露が輝いてるよう。
クールで美しい印象だが、よくみるとキュートな昆虫などが見え隠れ。
きれい。どのくらいの時間がかかったんだろう....?素朴な疑問。

その後併設のカフェcafe 茶洒 kanetanakaへ。

マイブームのかき氷を頼んでみる。
氷青梅と名付けられたこの氷菓子、氷部分は普通だけど、
青梅をシロップで煮含ませたそうで、シンプルだけどとても上品でおいしかった。
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2009年08月17日

かき氷スウィッチ

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てかどこからかけばいいのかしら?
最近ジャパニーズリリカルサマーエレメントかき氷がにわかブーム

事の始まりはおそばを食べにいったの
頑固親父がひとりでやってる
慈久庵っておそばを食べに茨城県に

文字通りそばを作るところからメニューをお客さんに出すまでおやじさんひとり
そば畑もつくっちゃった

こだわりのそばは
絵に描いたような、無口な頑固親父さんがつくったとは思えない
透き通ってひょろひょろで、でも芯のあるおそば
内装も日本家屋に大正ロマンが入ったような こだわりのつくりで
おそばを食べる為に過ごす長ぁい時間ごと ごちそうさま

そお それはよい時間だったので
秩父に別の頑固親父のおそばを食べにいったの
それでついでに秩父には天然の氷でかき氷をたべるところがあるのね
いけたらついでにそこも行こうかしら

そんなあまりにも軽率な気持ちで行ってしまった
場所が悪かった
そこはカキゴオリストの聖地 埼玉県長瀞町

目指すは天然氷お蔵元 阿佐美冷蔵
地図をたよりに特になにもない田舎の駅の周辺の道をぐるぐる
道路と民家と自然の木しか見当たらず
小さなだれかの家の私道みたいな
林の中の細い道を歩く

そしたらむこうから すっごくおおきなかき氷をもった人が何人も!
間違いないこの林の奥にあるのねと
ついたら そこは
小さな民家のそのお庭
ぎっしり軽く100人は超える行列
試しにきいたら2時間半待ちですって
ランド並!

天然氷の何が偉いって職人さんが沢の源流水を池にためて
冬の間ほこりがつもらないようにほうきで掃除して育てたきれいな氷だってこと

知ってたらもうちょっと根性出したかもだけど
ここまでと思ってなかったのでとりあえず「たたかわずにげる」コマンドを選択
長瀞の駅の方に行くと
その阿佐美冷蔵さんから仕入れた氷でかき氷をつくってるお店が
いっぱいあったのでそっちで食べちゃった

その氷は確かに阿佐美冷蔵仕入れだけど天然ではないってお店の人が言ってて
でもお店のおじさんが手でかいた昔ながらのかき氷は

ふわっふわ
ふわっふわで

8月の暑さの中観光地で食べた天然でないかき氷は
最高においしかった
かき氷に格付けがあるのね 星ふたつ!

これを機にかき氷ブームがはじまったのでした

つづくっ (?)


慈久庵(頑固親父のおそば屋さん)
http://www.jikyuan.co.jp/hpgen/HPB/entries/4.html

阿佐美冷蔵
http://orange.zero.jp/vodka.rose/
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2009年07月28日

はしっこ

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小さい頃

テレビの天気予報の画面

自分の地域以外のとこは
黄土色一色で表現されてて

それが砂漠だとおもってたの
そう自分のすんでるとこ以外全部砂漠

そしてそれは正解だった
あの頃世界はあれが全てで100だった


大きくなって

車のナビの地図画面

あれ、ずうっと広域のボタン押すと
今走ってる道路から街になって区になって県になってって
そうしたら海がでてくんのね
そんでもっともっと広域にすると
真っ黒な画面がでてくる
データがそこまでしか用意してないからね


こないだ

北海道に行った時
知床半島に行ったの

北海道の下の方からずうっと海岸線沿いを車で北にあがってって
おもったより時間がかかっちゃったの
どんどん日が暮れちゃって夜んなっちゃって
もうまっくらなのにまだつかない

そおしたら

左は夜の街 右は夜の海
のはずなんだけど
海の側が闇すぎて真っ暗
漆黒すぎる 遠くに光や写り込みもなく
ただ真っ暗

そう日本のはしっこの海の向こうはなにもなかったの
ただ暗幕 距離もわからず
それは確かにカーナビの地図のはしっこといっしょだったの
なにもない 暗闇
あたし本当に日本のはしっこにきちゃった


知床半島最後の関門 羅臼峠を車でぬける
暗闇 小雨 きわめつけに濃い霧de山道
とおとお 視界は1メートルに
わたりながら崩れていくRPGの橋みたく
ただ進むしかない 点になった


暗闇を抜けやっとたどりついたはプリンスホテル
ホテルなのにおかみさんがいる人情プリンス
風が強すぎて車のドアがあかず
日本のはしっこの風力はだてではなし


海外も何度か行ってるしビッグバンもホワイトホールも多少は理解してるけど
北海道の端っこは
世界の果てな気がした

おかみさんに
「あんたらよう来なすった、あの峠は地元のものはこの時間は通らないよ」
と昔話の台詞のようなことをいわれ
おわりかけのバイキングに給仕さんがいくらをバットごと追加してくれた

世界のはしっこは
小さくてあたたかかった
posted by TAMMY at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2009年07月27日

日食 2009

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にわかに世界中が盛り上がった
日食当日

東京はくもりだった
朝なんて雨

開始1時間あたりであきらめた

ごはん食べなきゃなとマックから目をそらし立ち上がったとき
なんだか無性に本を買わなければならない焦燥感に襲われ
自転車に乗った

本屋に向かういつもの公園を通りかかるとベンチに座ってる男性が
空をみていた

空を、見ていた。


あわてて空を見ると
曇り空から透けて
確かに半分の太陽

ハンバーガーをかじったような
わかりやすく欠けた一部

めっちゃ欠けてる!
太陽が!

小さく雄叫ぶ

日食用サングラスを事前に楽天で入手するほど
ひそかにwktkしてたのに
いざ日食にであった時手元になく

しょうがないから
日食...ガン見

曇ってたのが幸いして
裸眼だけど無事でした

わかったこと
日食見た後は世界がピンク色に染まる


posted by TAMMY at 00:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記